つつじ寺ブログ

佐賀県の大興善寺住職によるブログです。

公園の手入れ 高い木の枝打ち

月曜日から公園の作業が始まりました。
まず、第一番目の作業は高い木の枝打ちです。今日は2日目ですから、「一目一万本」と言われる斜面左部分の写真に写っている杉は、下部をきれいに枝打ちされ、見た目にも、程よく周囲のつつじと調和して、それなりに景観を作っています。日当たりが良くなって花芽が期待できるのは、来年の春です。
このように、気の長いサイクルで手入れをしております。お客さんの要望が実現するまでに、すぐできることと、できないことがあります。自然を相手に、不確実で未知の成り行きに任せて、目標達成を目指すことは、骨の折れることですし、経済的な裏付けにしても、不安要素だらけです。
先代からコツコツと積み重ねてきた、このような仕事ですが、この場所は、昭和38年の大水害で土砂崩れのため農耕ができなくなった田んぼを購入して、斜面にはつつじを植えたところです。ここが「一目一万本」と呼ばれて注目されてきたのは、昭和50年代からです。
このように、公園の随所随所にそれぞれの思いと歴史があります。

公園入口に鎮座まします「八万四千最初の塔」江戸時代末期の傑僧「豪潮律師」が建てられた自然石の石塔ですが、八万四千とい数は、仏典にもよく出てくる数ですし、お釈迦さまの説かれた説法も八万四千といわれています。

そのようなことを心に留めて、公園の随所に展開する思いを、何とか形に表現したいと云うのが、今年の私の願いです。
皆様のご意見を賜りたく存じます。
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周辺の話題

近頃は「サガン鳥栖」J1昇格の話題が持ち上がっています。念願のJ1昇格がようやく実現したということで、随分地元の期待も大きいようです。

昨年の九州新幹線全線開通は、大震災と重なり、ニュースでも大きく取り上げられませんでしたが、「サガン鳥栖」の方は、いろいろの面で波及効果が大きいようです。JR鳥栖駅に接近したサッカー場ですから、交通の便はこの上なし。しかも、高速道が十字に交わる鳥栖インターからも10分程度の至近距離。鳥栖にはホテルも続々とオープンしておりますので、遠来のサポーターも十分受け入れ可能と思われます。昨年以上の活躍で、十分地元の期待に応える実力を発揮していただきたいものです。

近隣で相変わらずの人気は「鳥栖プレミアムアウトレット」で、年間500万人の来訪者と聞いております。昨年は立体駐車場もオープンしておりますし、休日は周辺の道路がいっぱいになるほどの人気です。大興善寺からは、1箇所も信号を通らずに行ける至近距離にあります。

2月は町長選挙があり、新聞でも基山町の話題が出ます。1万8000人足らずの小さな町ですが、歴史と自然を大切に、調和を目指す町づくりの一つのスポットが大興善寺です。

昨年春、パワースポットとして公園内の「契山観音」が紹介されて以来、つつじ紅葉シーズン以外でも、そこまで登られるお客さんが結構おられますし、今年は、平家ゆかりの「小松内府の塔」にもスポットを当てたいと思っています。「小松内府」というのは「平 清盛」の子「平 重盛」のことで、遺髪を埋めた塔という言い伝えがあります。
昨秋ぐらいからこの塔を話題にされる方がおられるのは、NHK大河ドラマのせいでしょうか。

この石塔は、仁王門の前にありますから、ぜひ御覧下さい。現在は、大興善寺ホームページのライブカメラからも見ていただけるよう角度を調整しております。RIMG0382

つつじシーズンへの始動

お正月が終われば、もうつつじシーズン準備です。今から、つつじ開園へ向けての仕事がスタートします。

寺そのものの活動は、星祭が差し迫った行事で、2月最初の土日、4日5日に勤修します。
節分行事、日数心経読誦のお勤めは、例年3日夜の行事として、曜日に関係なく実施しておりますが、こちらはお知らせしておりませんので、あまり参拝はございません。午後くらいから般若心経を唱えはじめ、前もって夜8時までにおよそ300巻程度を読誦し、最後に護摩を修して合わせて366巻を読み終えるという段取りです。
私が子供の頃からずっと続いている行事ですが、ほんとに昔ながらという表現がぴったりです。

昨日は、沖縄の旅行社さんからデータ送付のお願いを頂きましたが、ツアー募集に向けてのお問い合わせが増えてまいります。
ポスターの準備にも取り掛かっており、西鉄さんとも打ち合わせて臨時バスの運行計画を練っております。
公園内の施設整備、樹木の管理作業も来週から本格化します。
歯車が回り出しますので、否応なしにまっしぐらということになってまいります。

フォトコンテストの方は、ご通知申し上げた入選者の皆様から、データが届いております。全部が揃った所で発表ということになります。

「年々歳々 花あい似たり 歳々年々 人おなじからず」
諸行無常のこの世に生を受け、私自身、年々老いゆく現実に目を向けると、いささか寂寥の感は否めませんが、美しい花を提供して、しばし心の安らぎを感じていただける世界を作り上げることも、仏の道に叶うと信じて邁進しております。
自然が相手ですから思うようには参りませんが、めざす所は、「現世(うつしよ)に浄土ありけりつつじ寺」です。 続きを読む

近況 今日は観音さまの縁日でした

今日の日課は、朝6時からの護摩祈祷から始まります。

1月は、個人でご参拝の家内安全、厄払い祈願のほか、グループで連れ立ってご参拝になる方もあり、いつもより多くの方がお寺にお出でになりますが、住職と副住職で間に合う程度の参拝です。

ご参拝の方には、それぞれ対機説法のつもりでお話を申し上げております。

近年は、日曜祭日に年回のご法事をなさる所が増えておりますし、ご祈願の方も土日が中心で、お正月から2月までぐらいは、重なる事が多いのですが、何とか調整をしながら法務をこなしております。

近所に乞われてお祓いにお伺いすることもあり、昔ながらの村里の寺といった所でしょうか。

そのように、のんびりと近所の皆さんと過ごすことが多い時節と、対外的に色々な役割を与えられておりますので頭を切り替えて、その対応にエネルギーを費やす時と、庭園の維持と運営という寺が背負わされている仕事に携わること、あるいは、お寺やいろいろの集まりに招かれて法話なり講演をするなど、かなり多彩な形で活動をしていると思っています。
それに、ブログを書くことも、今の私には、大きな仕事です。21世紀に生きているおかげで、インターネットの世界で活動できております。78年の積み重ねが今日の私ですが、こんな人生になるとは思っても見ませんでした。

周りで親しい方が次々と冥界に旅立たれ、お悔やみばかり申し上げているような近頃です。
が、私には、今から果たさねばならない責務が、まだまだたくさん残っています。逃げないで取り組んでいくことが、生きている今の私に課せられた任務です。このことは十分承知しておりますが、正直言って、重い荷ですね。年末から年始にかけ、悲しい事が続き、いささか欝の状態です。

自分一人では何もできません。「周りの方のお支え」なくては、一歩も前に進みません。「どうか宜しくお願いします。」というのが現在の心境です。

フォトコンテスト審査

平成23年「大興善寺の四季 フォトコンテスト」は、12月31日締め切りました。250点の応募作品があり、その審査を1月9日行いました。
今から、入選候補者の皆さんには、入選のご通知を申し上げて、ネガやデータのご提出をお願いし、そのネガ・データが揃った所で、正式発表という段取りになります。また、スポンサー各位にもご協力をご依頼しまして、商品の提供をお願いする段取りです。
2月初めには、入選者の発表ができるのではないかと存じます。
表彰式は3月1日、基山町町民会館にて行う予定です。

今日の審査で、特に問題になったことは、コンテストは、あくまで印画紙に表現された作品の審査ですから、現像された画面の良し悪しが重要な審査のポイントとなることでした。プリンターの良し悪しが、作品の撮影技量以上に重視される場合もあって、いい作品なのに、プリントの色に問題があって、入選を逃された方が多数いらっしゃいました。随分、撮影には気を配られるのだが、現像がその作品の良さを消している例を見受けると、本当に惜しいことです。

写真コンテストでは、どこも、提出された写真で審査をするのが定番だそうですから、気にかけていただけば幸いです。入選作品は、必ずしも、高価な画素数の多いカメラで撮影したものとは限りません。

今年も、また、どしどしコンテストに参加して下さい。今回の入選作品の中には、大興善寺の雪景色もありました。ホームページのライブカメラで、その時その時の大興善寺の情景が伺えますので、四季折々、ご覧になってお出かけ下さい。

明日、入選通知を発送しますので、宜しくお願いします。

新春寸景 南天の実り

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華やかな紅葉の錦がすっかり葉を落とし、全く冬の景色になった本堂の情景です。今年は、境内や公園の随所で、紅い南天の実が見られます。

大興善寺の本堂は、参拝の場である外陣と、本尊さまを安置する内陣と、その中間に中陣があって日常の勤行や回向のお勤めは中陣で行います。護摩壇は奥の内陣にあって、祈願の参拝者は奥の内陣で御加持を受けます。
写真に見える屋根は、奥の内陣の屋根で、この建物は明治の初め、護摩堂を引き移して合体したもののようです。

旧対馬藩主「宗家」ご霊堂から眺めた様子がこの写真で、明治まで、鳥栖市の東部と基山町、基養父(きやぶ)と呼ばれている地域は、対馬藩の飛び地で、田代に代官所があって、同じ佐賀県でも鍋島藩とは異なった「ことば」「風習」を持つ地域です。対馬藩の歴代藩主のお位牌を安置するご霊堂は、明治6年大興善寺に移され現在に至っております。写真に見えるこの建物は、現在のご霊堂の場所に護摩堂として存在していたようです。
ホームページのライブカメラ「公園入口」では、裏から見た「本堂内陣」の建物の様子と、ご霊堂の瓦屋根が映っています。奥のほうには、「本堂外陣」の屋根も見えます。

今、公園は、モミジがすっかり落葉しておりますので、すごく展望が良くなっています。
お正月には、ちらほら、契山観音さまへのご参拝もありました。

新春寸景 豊かなマユミの実り 

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今日は、低温ながらも日がさし、程良い爽快感のある日和となりました。このくらい寒いほうがお正月らしいようです。

昨日までは、個人でお参りになる「厄払い」や「家内安全」のご祈願が中心でしたが、例年、本日5日、午前中は、仕事始めに先立ち社員一同打ち揃って安全祈願を受けにお出でになる方々をお迎えします。祈願のあと、少しばかりお話をさせていただきます。とどのつまり、話は、「社員一同、心をあわせて、頑張って下さい。」ということになりますが、今年は、「未来につながる現在ということを心に刻み、誠実に日々の仕事を積み重ねていただく事が、何よりの会社発展の道と存じます。」という趣旨で、それぞれの会社にまつわる、過去の思い出を交えてお話ししました。

本堂に近い山上駐車場の土手に生えているマユミ、年々、すごく大きくなっていきます。
枝もたわわに、ぎっしりと実をつけております。
今年は、小鳥が少ないようです。おいしい物から先に食べて、近くに餌がなくなると赤い実の順番になるのですが、今のところ、南天もセンリョウもマンリョウもしっかり実をつけています。

平成24年 新年挨拶

あけましておめでとうございます。
昨年は、大勢のお方とご縁を結んでいただき有難うございました。

お観音さま・お薬師さま・お地蔵さまへご参拝の皆様はじめ、四季折々,花やもみじ、雪景色など自然の美を求めてお参りくださる多くの方々、つつじ寺ブログや大興善寺ホームページでご縁を結んで下さる大勢の方々。
皆さまに親しまれて、数々の活動を展開して参りました。

ここ数年、雪の中の「除夜の鐘」でしたから、今年は、少々寒いとしても、昨年や一昨年に比べれば、格段といい新春を迎えたようです。

初詣といっても、我が寺は、ささやかなもので、参道が狭いので、寺の横の駐車場と参道への入口にガードマンを配して、途中で離合しないように交通整理をするのですが、昨年は、雪で滑りますからといって、全部、手前で止めてしまいました。それに比べれば、上々のスタートです。

つつじと紅葉のシーズン、公園で営業をしている「ろだんぼう」さんが、除夜の鐘を撞いた人、先着108名さまに、ミニぜんざいのお接待をして下さいます。(実際はもっと大勢の方に振舞ってもらっております)

ホームページのライブカメラ「仁王門」の画は夕方7時頃の静止画です。今は賑わっておりますが、公開時間外ですから映りません。

今年も、昨年に引き続き、さまざまな活動を展開して、1300年の伝統を継承してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。どうか、お気軽にお声をかけて下さい。

心の安らぎを癒す寺として祈願や回向の仏教行事を執り行ない、自然の美しさを提供する寺としてご案内をさせて頂きます。どうかご参拝を賜りますようお願いしまして新春のご挨拶と致します。

あと、今年も8時間

あっという間の一年でしたが、この一年は、私にとっては大変な年でした。
戸津説法師という思いも寄らない大役が回ってきたことでした。

平成になり宗門の役職を勤める様になってから、説法のご案内を頂くようになり、半分はお役目のような形で東南寺の聴聞者の一員として、東南寺へはお参りしておりましたが、まさか、その説法師のお役が巡ってくるなど夢想だにしませんでした。
しかしながら、今にして思えば、何百年も、何十年ものご縁が繋がってここまで来た、としか云いようがございません。7月から8月にかけて、ブログの中で、「大興善寺と比叡山」と題して「つつじ寺説法」を展開しておりますが、縁の不思議さに驚くばかりです。

思い通りにならないのが世の常であり、仏教的な見方をすれば、これが「苦」の要因となっていることは明白でありますが、これからの精進をめざして、世のため人のため役立つ行動を目指すことも大切です。
この呼びかけを、法華経の説法を通して説き明かし、人々をして仏道へ導く一つの手段が「戸津説法」であったと思いますが、浅学非才の私には、到底、手の届かない大きな課題でした。何とか5日間の日程は完了しましたが、今もって、汗顔の思いです。

これが、今年のいちばん大きな思い出ですが、この一年、たくさんの方と永遠のお別れをしたことも、大きな出来事です。世の中は確実に変わっている。まさに「諸行無常」です。
数え年77歳の喜寿を終わらんとする時、悲寿ではなかったかと思わんばかりの心境です。

時々刻々、移ろいゆく世に、確たる命を長らえて、今があることの意味を考えてみますと、発想の転換、生きていることを喜ぶことも大切と思います。
生きているからできること、「夢」や「希望」、叶わないでも、描くことそのものが楽しいではありませんか。

私は、このように、勝手に解釈して、「行く年、来る年」、紅白歌合戦を楽しみ、「おめでとうございます」と挨拶を交わす楽天的な生き方を選択します。

あと、8時間で新年です。皆様、いいお年をお迎え下さい。





門松のある風景

歳末も押し迫りようやく門松が立ちました。26日から準備にかかりましたが、念が入り、4日目にして、ようやく完成となりました。本堂前、ご霊堂、庫裏の三ヶ所にご覧の通りの出来栄えで門松がお目見えしました。
材料は、自前で調達できますが、竹を斜めに切ったり、節を揃えたり、思った以上に手間がかかります。そして,製作者それぞれ拘りがあり、自分ならではの腕を競われるようです。

近頃は毎日、フォトコンテスト応募の作品が送ってまいります。年が開けたら早速、審査にかかり、3月1日の表彰式に向けて準備を進めていきます。
今年は、紅葉がきれいでしたので、秋の作品のほうが多いのではないかと予測しています。

今朝、ラジオで、除夜の鐘が撞ける寺の紹介があっていたようです。福岡ではどこそこ、佐賀県では「大興善寺」という紹介だったそうで、天気予報によれば、今の所、昨年のような吹雪ではなさそうです。RIMG0358

久光製薬前会長中冨正義氏の社葬に参列

昨日は、11月23日に106歳のご高齢でお亡くなりになった久光製薬前会長「中冨正義氏」の社葬が、福岡市のホテルニューオータニで行われましたのでお参りさせていただきました。中冨氏


氏には、昭和30年代より大興善寺奉賛会会長をお願いしており、またつつじ公園拡張の折は、協賛会会長としてご支援を賜わりました。それから、ずっと50年にわたり暖かくご指導いただいた大興善寺にとって大恩人の社長さんでした。つつじ園開園式にはいつもご参列を賜り、テープカットをお願いするのが慣例でした。平成21年4月17日にはご出席いただき、契山観音にもお参りいただき、開園式にはご挨拶を頂いております。あの時のご挨拶は、
「久光製薬」も発足当時は、わずか数人の小さな会社だったが、みんなの努力で今日の姿がある。大興善寺のつつじ公園にしても、先代住職が無から出発をされ、これを今日まで育ててこられた、長い間のご労苦を称えます。
といった趣旨のお話でした。

あれが、最後のご訪問でした。

先代住職は、この度お亡くなりになった「中冨正義氏」のご加護を頂いておりましたが、私の方は、引き続きご子息である現社長「中冨博隆氏」にもご交誼を賜り、今日に至っております。夏の戸津説法の折も、真っ先に祝電をいただきました。
12月9日に行われた、久光製薬物故者の慰霊祭に於いては、亡き会長のご功績に御礼を申し上げる機会をいただき、いささかの思い出をお話ししました。

社長さんは、前会長があまりにも長生きをされたので、「一緒に活動した同輩も少なくなり、身近な知り合いがなく寂しい」とおっしゃっておりましたが、昨日の社葬には、全国からお集まりの1500人を超える大勢の会葬者でごった返し、大ホールである「鶴の間」いっぱいに並べられた椅子も、参列者でうまっておりました。私の知った地元の方も随分おられました。(平成6年12月18日 大興善寺法嗣の結婚披露宴をこの会場で挙行したことを思い出し、あの時は、亡き会長さんにご祝辞をいただきました。今にして思えば、これも深いご縁です。)

一つの時代が終わったという寂寥感はあるものの、過去を踏まえ、未来を見据えて、現在に飛躍される「久光製薬」の躍進の姿をまざまざと実感しました。亡き会長さまも、冥界からエールを送っておられると確信します。謹んでご冥福をお祈りします。

今年最後の護摩祈祷

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恒例のお観音さまご縁日の護摩祈祷、早朝6時より勤修いたしました。
今年も、いろいろありましたが、ここまで来たという感慨で、本尊さまに御礼申し上げました。

この一年間で多くの方と永遠のお別れを致しましたし、たくさんの出会いもありました。

護摩の炎に、皆様から寄せられた願いの護摩木を添えながら、生きていることを実感し、また新たな歩みが始まることに、仏さまの御加護を祈念しました。

昨日、ウエブマスターのSさんと、今後のサイト運営について話を交わしたのですが、その折、Sさんより、公園入口にどっしりと据えられてい豪潮律師が建立された「八萬四千最初の塔」について、
「この公園は、単なる物見遊山の場ではなく、縁・癒し・救いなど、仏法の真髄に通じるものを得ていただくためにあると解釈し、入口に仏法の『八萬四千の法門』を示す塔が存在するという立場で全体的をながめると、縁が成就する『契山』(ちぎりやま)の名がぴったりで、さまざまな変化に富んだ公園内の形態は、さながら八萬四千の景観だと思います』というご意見を賜りました。

町指定文化財という目をこえ、生きた仏法の姿として、ここに塔が鎮座されているという発見は、豪潮律師の心に沿うもので、律師もきっとお喜びになるだろうと、改めてその慧眼に感服した次第です。

紅葉シーズン終了

今までに例を見ないほど遅れた紅葉でしたが、まずまずの色づきでシーズンを終了しました。

美の感動を、いささかなりとお伝えできたことを、お越しくださいました皆様や画像や動画でお楽しみいただいた皆様と共に喜びたいと存じます。

今年も随分気が揉める紅葉でした。しかし、しっかりと葉が枝に付いて、簡単には落ちなかったことが、美しい紅葉を描き出した原動力でした。「枝の先ほどまで葉っぱが付いている状態」 これを実現するのに気を遣い、日常的な手入れを継続するのです。
これは、ごくごく当たり前のことですが、今年はカメムシの異常な発生がありました。
4月5月の燃えるような新緑からスタートして、晩秋の紅葉までの7ヶ月。気温、日照、湿気、すべての要素が絡み合い、その年その年の独特の展開があります。

大興善寺の場合、自然ではあっても、放置された自然ではなく、程良く管理された自然です。フォトコンテストで寄せられた、たくさんの応募作品は、貴重な植物の記録として活用させていただいております。
また、それは、よりよく公園を整備するための指南でもあります。

そろそろ、秋の作品が寄せられております。どんな写真が送られてくるか、大きな期待でお待ちしております。

シーズンを振リかえりますと、紅葉を通して、多くの出会いを頂いたことも、大きな喜びでした。お寺ならではの出会いは、法話をさせていただけることです。今年は、幾度か、浄土真宗のお方を迎えて法話をさせて頂く、貴重な体験も致しました。親鸞聖人750年忌では比叡山でも、多くの門徒さんをお迎えしておりますが、大興善寺にもご参拝いただき法話のご希望がありました。仏教徒として共に力を合わせ、生きる幸せと喜びを求めて、精進しましょうというお話ができました。
山田恵諦天台座主さまが、いつもおっしゃっていたことは、「◯◯宗という発想でなく、仏教徒としての自覚が大切です」ということです。
山田お座主さまのお顔を思い浮かべながらお話しました。

話があちこちに飛んでしまいましたが、目下、後始末の日々です。

天台宗全国一斉托鉢に参加

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今年も元気で「一隅を照らす運動」の一環として展開される「天台宗全国一斉托鉢」に参加させていただきました。
本来12月1日ですが、当地では12月5日、佐賀市に於いて実施されました。
この写真は元気で参加できた貴重な写真です。大津では94歳のお座主さまが托鉢をされているのですから、70歳代くらいでは、年寄りのうちには入りません。いいお天気に恵まれ、風も吹かず、近年にない托鉢日和だったと存じます。RIMG0332


寺の方は紅葉が一段落といったところですが、遅い紅葉は京都も同じです。昨日、大原三千院の執事長さんとお会いしましたら、夜半に風が吹いて、苔の上から地面まで所構わず落ちた、杉の枯れ枝を拾い集める作業が大変であった、とのお話を承りました。三千院さんには、大興善寺の紅葉ポスターの掲示をお願いしております。すると、九州からお出でになった参拝客が、それを見つけて「何で、ここに大興善寺のポスターがあるの」といった反応をなさるそうです。
京都に行って、近くの大興善寺を知り、訪れてくださる効果抜群のポスターです。

最後の見頃

遅かった季節の移ろいも、さすが12月ともなれば、落葉を促す時雨の便りに、なにか、華やかな貌で周りを照らすことが憚られるように、チラチラと葉を落とし始めました。

それでも、公園は紅葉の風情です。とはいっても「見頃」の情報もここ数日でしょう。

「雨上がりの落葉の情景がたまらない」とおっしゃる写真家もいらっしゃいます。絶好のチャンスとはかりお越しになっておられます。

昨日午後、日本庭園にお客様をご案内しました。「今日が最高の紅葉です」とご説明して、お茶を一服差し上げました。近隣にこのような風情の庭園があることに、興をお示しいただきました。自然が放出するエネルギーは、人の心に気を注ぎこむことを実感しました。

がやがやとした喧騒の場を離れ、自然の持つ優しさをしっかりと吸入していただけるのは、今日のような日ではないかと思います。「花やもみじもなかりけり」といった枯れ切った世界ではありません。まだ、周りにはカラーの世界が広がります。

一日の違いでも今日の写真に、本当の冬が近いことをしみじみと感じました。RIMG0310


ライブカメラの映像を見てご来園頂いております。大興善寺ホームページでご覧下さい。
YouTubeには、今年の動画をDaikouzenjiチャンネル名で投稿しております。

追記 お天気の回復とともに 紅葉の様子も良くなっているというお客さんの声が上がっています。
まだきれいですから、お出で下さい。

pooのブログ検索で「大興善寺」関連のブログを検索しますと、思い思いに大興善寺の写真を投稿して、コメントを記しておられます。一つ一つ丹念に目を通し、お客様がどうのように受け止めていただいているかを尋ねる手がかりにさせていただいております。

インターネットを通して、詳細に情報を流しておりますが、なかなか届かないもどかしさを感じています。力不足を痛感する近頃です。一宗教法人が対応できる事は僅かです。そういった意味からすると、福岡のテレビ局さんの報道は、たいへん有難く、貴重な救いでした。



真っ赤な紅葉

「今年のモミジは駄目だ。」というのが、カメラマン諸氏、大方のご意見です。「今年は紅い紅葉を諦めていた」と言われる方も、大興善寺の情景をご覧になってご満悦。

このような訳で、報道関係からもお電話があります。RKBでは、昨日の天気予報のバックに大興善寺の紅葉が登場しましたし、明日はスナッピーが参ります。

新聞社さんからもお電話がありました。「読者から、きれいな紅葉の写真が届けられましたので、紙面に紹介するつもりで記事を書いております。」
地元の佐賀ではなく、長崎からのお電話です。

公園入口では、もうお終いになっているのではと、入園をためらわれるお客さんも、入園して公園を一巡されると、すっかり気に入って、ニコニコとしてお帰りになるというのが、今日までの紅葉状況です。RIMG0272

信じられない程きれい

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お客さんの言葉につられて、本堂前に行き、下の広場に展開する情景を写しました。
肉眼で見るモミジは真っ赤でした。17時ですから夕日を逆光で浴びた木々は、赤い光を発していましたが、この写真で見ると、やはり黄色が強いですね。

心で見る情景は、必ずしも自然そのものではないことの証左かも知れません。
それでもきれいでした。この景色をもっと多くの人に見て欲しいと願っています。

紅葉本番 今から本格的な色づきです

25日金曜日 FBSさんの「めんたいワイド」中継が反響を呼び、土曜・日曜は、大勢のお客さんを迎えました。バス会社の方でも、急遽、遊覧コースを変更して大興善寺に回ってくださったところもあり、今年の秋、最高の人出となりました。

カメラマンの間では、「今年のモミジはよくない」という評判で、ブログの書き込みにもそのような内容を見受けますが、大興善寺では、今からの色づきを期待しているところで、広場のお地蔵さんのところなど、赤くなってきております。現地で見る限り、まだまだ色づきは進んでいくと思っています。
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JR基山駅からのバスの便はなくなりましたので、その場合はタクシーとなります。その時の交通事情によりますが混んでいないときは、寺の近くまで乗り付ける事も出来ますので、かえってご参拝には便利です。
次の土日までは十分楽しんでいただけますので、お出で下さい。

紅葉見頃

昨日のテレビ中継では、綺麗な紅葉が、福岡県を中心に佐賀、山口方面に紹介されました。
今日はお天気も回復して絶好の紅葉狩り日和となりました。
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随分、気をもんだ今年の紅葉です。やっと、雰囲気が出て参りました。十日以上も遅れた紅葉ですが、花の命と同じように、やがて落ち葉になりゆく「つかの間の命」。その命をしっかりと輝かせる姿は、人にも自然にも相通じる『諸行無常』を感ぜずにはおられません。

今朝の新聞で、訃報として、久光製薬元会長「中冨正義氏」の名が大きく取り上げられておりました。先代住職の時代から随分お世話になっていたお方です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

大幅に遅れた紅葉

ようやく絵になる紅葉となりました。大興善寺らしさを表現する公園入口の紅葉。まだ健在です。ライブカメラからもその一端はご覧いただけます。

大興善寺の紅葉についてのブログの書き込み、厳しい見方をなさっている方もありますが、寺では「紅葉は今から」という認識で、皆様に情報をお伝えしております。従って本格的な色づきは、今から始まると考えています。自然の力には逆らえませんが、精一杯、美しい紅葉をお目にかけたいと努力しておりますので、ご支援下さい。

今夕、生中継のテレビカメラが入ります。新聞のテレビ欄に「1300年歴史寺の紅葉」とあるFBS福岡放送の番組表、それは大興善寺からの中継です。実のところ、1週間前の企画でしたが、ソフトバンク勝利の関係で延びたものです。紅葉の具合も丁度よくなり、お茶の間に、きれいな紅葉ライトアップをお届けできるのではと、期待しております。

色づきが延びたため、土曜日と日曜日、ライトアップを実施します。西鉄さんにもご協力をいただき、夕方の臨時バス時間延長が決まっておりますので、ご利用いただけばと思います。JR基山駅発17時10分、17時40分、18時10分がございます。お帰りの最終便は、19時25分となっておりますので、交通機関利用でも観賞可能です。

昨日は、午前中、北九州市浄土真宗のお寺さんがご参拝になりました。親鸞聖人750年御遠忌で、たくさんの方が比叡山にもご参拝いただいていることに御礼申し上げ、共に力をあわせて、仏教徒としての自覚を以って、仏さまから頂いた命を大切にし、周りを照らして、いささかなりとも生かされている自分の使命を全うして下さい。というお話を申し上げました。
午後は、天台大師のご命日にちなみ、近隣のお寺が集まり「天台会」の法要を営みました。

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あし@
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